That's Entertainment! 　[CATS]×[Hankyu]　キャッツ・ミニコンサート
２００１年１１月４日１７：３０〜　於大阪阪急百貨店シースルーウィンドウ前

＜出演猫＞（五十音順）
グリザベラ（範衛華）　ジェミマ（鴨志田亜紀）　シラバブ（中村友里子）　ジェリーロラム（井上　ちえ）
スキンブルシャンクス（飯野おさみ）　タントミール（高倉恵美）　ディミータ（滝沢由佳）　ボンバルリーナ（増本藍）
マンカストラップ（福井晶一）　ラム・タム・タガー（荒川務）　ランペルディーザ（松永さち代）


　番外イベントレポートです。
　５０００回公演記念イベントということで、大阪梅田の阪急百貨店にあるシースルーウィンドウで行われたミニコンサートです。
　５０００回記念イベントって、意外にやってくれますよね、阪急も。
　しかしこの人選（猫だけど）…。
　雄猫、三匹だけかい（笑）。しかも、露骨に人気キャラだけを選んで連れてきてるし…。女性陣は皆さんとても素敵でしたが。
　で、まあそんなことだろうと予想はしてたけど、５時半開始だっちゅうに３時に会場に着いた時点でシースルーウィンドウの前は既に黒山の人だかり。
　すごかった。
　まあ、結局私もその中のひとりになったわけですが。
　せっかくの機会だから本屋とか巡りたかったんだけど、全て諦めました。代わりにずっと持っていた本を読んで待ち続けた２時間半、おかげで１冊読了、次に読みだしたのも半分まで読めたぞ。（そしてふたばは相撲雑誌を熟読していた）
　さて。
　歌われたのは『ラム・タム・タガー』、『スキンブルシャンクス』、『メモリー』の三曲。
　ダンスはけっこう本格的にやってくれました。何より観客のノリがすごくて（あれだけぎゅうぎゅうづめなら無理もないわ）、それも面白かったですね。
　まず、オーヴァーチュアの曲が始まり、私の前のウィンドウにディミータが現れました。ウィンドウに手をついてこちらを見たりしてなかなか素敵。
　と、そこへ現れたのは……マンカス！！　瞬間、「キャーーッ！！」とものすごい嬌声が上がりました。舌なめずりしつつ（おーいそれはちょっとアレやぞ兄さん）かっこつけたポーズを決めるたびに、響き渡る嬌声。（本当にすごかった）
　かっこよかったよ、福井マンカスは。ええ、めちゃくちゃ美形でしたとも。近くで見ると本当に身も蓋もなくかっこいいですよあの人（猫）は。
　でも、でもね、何かするたびにあの騒ぎは……あの集団の中に、彼のファンは一体どれくらいの割合で含まれていたのだろう。きっとすごい率でしょうねえ…。
　そして、マンカスとディミータが踊ります。なかなかアダルトな雰囲気でとっても素敵でした。これは舞台ではないダンスなので、レアなものを見られたわけですね。
　そこへあの前奏が入って、マンカスは去ってしまいます（イヤそーな顔まで舞台通りだった）。代わりにボンバルリーナが現れます。
　そして……タガー登場！！　再び、「キャーーッ！！」。
　さらに、なんとマンカスがウィンドウの外側へ出て来てタガーいる前に立ち、「ラム・タム・タガー　こいつはやっかい」と歌う……いうまでもなく、「キャーーッッ！！！」。
　ああ、騒がしかった。面白かったし。
　お次はスキンブル。
　歌が始まった途端、手拍子が起きました。そしてスキンブルが現れると、「おちゃみー！！」という声が…お、おちゃみですか。いや、飯野さんの愛称なのは知ってるけど……。
　それはともかく、いつ見ても似合わないと思うんだけど、あの車掌さん帽子を嬉しげにかぶっていたスキンブルが可愛かったです。飯野スキンブル、楽しげで好きだ。
　そして、メモリー。
　後ろ向いちゃったり睨み付けたり、このあたりの猫さん達の行動もほぼ舞台通り。シラバブがものすごく可愛かったですが、肝心のグリザベラは見えませんでした（泣）。
　ラスト。
　マンカスがポーズ付けると、またもや「キャーーッッ！！！」（もうええ）。
　さらに、「CATSは１１月２５日で５０００回公演を達成します！」と書かれたプラカード持ったタガー（働きもんだな）がウィンドウの中を走っていきました。

　これでコンサートはお終いでした。

　そして、会場整理のお兄さんの「カーテンコールはありません！　解散して下さい！」というかなり必死な声が……。お疲れさまです。

　つっこみを一言。
　ソロを歌う猫さんがマイクを持っていましたね。タガーは元々そういう歌い方をするから良いけど、スキンブルやグリザベラやシラバブまで…まあ、無理ないんでしょうけどちょっと妙に見えちゃいましたよ。

　終了後、知り合いとばったり出会って（彼女らも見に来ていたわけだが）しばらく喋っていました。巨大なマンカスの写真が飾られたウィンドウの前で。
　そして、私は気付きました。「この写真のマンカス、シベリアンハスキーに似てる・・・」
　よし、今度から福井マンカスのことをチョビと呼ぼう。（止めろ）


※このイベント、盛り上がってはいましたがけっこう問題があったと思います。
　このシースルーウィンドウ前というのは、普通にひとが通るところで、しかも普段から人通りも多いところです。そこに相当な人数が集まってしまったのです。はっきり申しまして、とても通行の邪魔になっていました。
　劇団四季も阪急も、もうちょっと考慮しておくべきだったのではないかと思います。あそこまで人が集まるとは予想外だったのでしょうか。それにしたって…と思います。
　ただ、この時期阪急百貨店内にキャッツ関係の展示がいろいろとあったのはとても嬉しかったです。写真、年表、衣装、猫の紹介など、ちょうど通学路だったので何度も足を運んで見学しておりました。


　以上、お読み頂き有り難うございました。


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