キャッツ ２０１８年３月２７日夜公演
大阪四季劇場 二階C席
グリザベラ：木村智秋
ジェリーロラム：真瀬はるか
ジェニエニドッツ：安宅小百合
ランペルティーザ：山中由貴
ディミータ：円野つくし
ボンバルリーナ：山崎遥香
シラバブ：五所真理子
タントミール：間辺朋美
ジェミマ：江國冴香
ヴィクトリア：引木愛
カッサンドラ：片岡英子
オールド・デュトロノミー：橋元聖地
バストファージョーンズ：藤田光之
マンカストラップ：加藤迪
ラム・タム・タガー：大嶺巧
ミストフェリーズ：松出直也
マンゴジェリー；玉井晴章
スキンブルシャンクス：カイサー タティク
コリコパット：押田柊
ランパスキャット：河上知輝
カーバケッティ：照沼大樹
ギルバート：新庄真一
マキャヴィティ：中村智志
タンブルブルータス：吉岡慈夢
何度観ても、猫は良いですね。
これもう何回言ったか数えられませんけどね。観るたびに思うのだから仕方がない。素晴らしいですね。
劇場一階席入口のそばにスキンブル列車の模型が！ おおお！！
これ前からありましたっけ？ うわーうわーかわいい！
一気にテンションが上がりました、スキンブルはいいですよね。
◇ジャンクヤード観察
くまのぬいぐるみとか子どものおもちゃって、可愛らしいだけにこういうところにあると陰惨な雰囲気になりかねないのですが、まあ猫のおもちゃとして第二の人生送れるならそうでもないか…？ よく見ると結構ありますよね。
今回の危険物。
ダーツの的（矢が刺さったまま）。誰だこんなの捨てたのは。
これは書いたことある気がするけど紙コップに入った多分唐揚げか何かの串。危ない！
あと宅配ピザの箱、中身は空であることを祈っていますが、そういえばジョーンズさんのシーンで出てくるご馳走に、確かありますよねピザ…（汗）
洗濯物干し。洗濯バサミに挟まる奴がかなり数出そうです。
…やっぱりこのジャンクヤード、かなりの危険地帯なのでは。マッチ箱の中に燃えさしと未使用のが一緒に入ってたりするし、ほんとに誰だよこんなの捨てたの！
ていうかゴミの分別ちゃんとしようぜ行政！
これ、どこの町なんですかね、ロンドン？ いややっぱり大阪か、タイガースのマグカップとかあるし。（笑）
■オーヴァーチュア
誰か前の方にいたけど誰かは分からず。
しかしこの音楽だけで既にわくわくしてくるから素晴らしい。
■ジェリクルソング
タガー声若い！？ 声を聞いた瞬間「えっ！？」と思いました。えらく若々しくて綺麗な声。前回見たときは特にそういう印象は受けなかった気がするんですが、さては素の声がかなりの美声ですね？
タガーとマンカスがやたら仲良しに見えたのは、田邊タガーと加藤マンカスの組み合わせのみなんですかね。今回タガーがかなり年下に見え、マンカスと特に仲良しという感じはしなかったため、マンカストラップは「みんなのお兄さん」っぽい感じでした。
■猫の名前の付け方
タガー、スキンブル、マキャ、タンブルが来ます。タガーかっこいいなあ。
で、スキンブルが手すりに腕を置いて手の上に顎を乗せるという可愛いことをしてやがりましたね！ あーもうスキンブルかわいい！
■おばさん猫
やっぱり気のいいお兄さんっぽいマンカストラップ。うん、前回の萩原マンカスの若き貴族みたいな雰囲気（あくまでも個人の感想です）は異色だったな…どちらも格好良いけど。
ところでジェニーさんは微妙に大阪テイストが出て来てはいませんか。
ゴキタップのとき、奥の方でタイヤの上にいるお嬢さん方から「ここも掃除してよ」か何か要求されていたゴキがいたような。物怖じしませんね娘さんたち。まあ猫はゴキブリにビビったりはしませんか。獲物ですか、むしろ。
■ラム・タム・タガー
タガーが妙に若く見えるのは、マンカスが年上に見えるからなのか？ ほんと、ふざけた声を出しているけどその気になったらすごい綺麗な声で歌えそうですよね。
…ええと、お分かりかと思いますが私の中で「可愛いと言われるのが嫌で格好付けてつっぱってる（死語）少年」という勝手な設定が出来上がりつつあります、すまんタガー。君が結構地位高いことは分かっているんだ。こんな微笑ましい設定をくっつけてほんまごめん。
格好良いタガーなんですよ、というか色っぽいですよね、女の子たちに対するときの声とか。
さらわれたのは小学生くらいの女の子で、見よう見まねで踊ろうとしているのがとても可愛かったですv
■グリザベラ
タガーの方を見ているマンカスロラップが「羽目を外しすぎないようにさりげなく監視している」ように見えるのはご愛嬌ですが、グリザベラが登場した途端一種で切り替えてそちらを睨む辺りが、何とも…。グリザあんた本当に何をしたんだ。
■バストファージョーンズ
「いらっしゃーい！ はっはっは、どうもどうもー！」という選挙運動中の立候補者みたいな胡散臭い愛想の良さが可愛いジョーンズさん。あ、褒めておりますよもちろん。
そして並んで礼をした後、こっそり背後からちょっかいかけようとするスキンブルと止めるミストが可愛い。
それから実は太っていることを気にしているらしいジョーンズさんが可愛いです、ジェニーさんの「日毎に太るだけ」にうっかり頷いてしまってから睨むところとか。つまり事実なのだな。あとカーバケッティの体重計の計測結果に不服だったらしく、ちょっとける仕草をしていたところとか大変可愛いです。リアルジョーンズさんはどんな体型なんだろか…。
でもマキャの気配にとっさにジェニーさんを庇おうとする彼は紳士だと思います。すてき。
ところでご馳走シーンを見るたびに思うのですが、ゴミの中から持ってきたであろうことを置いても、あんまり「ご馳走」感のあるメニューじゃないですよね。缶詰とかピザとか林檎そのままとかだし。実際の彼はもっと豪華なものをお召し上がりなのでしょうが。
■マンゴジェリーとランペルティーザ
最初のランペの笑い声がちょっと元気良すぎて、そりゃ叱られますよという感じだったのが可愛いです。私の語彙は「かわいい」しかないのでしょうか。
にしてもこの二匹は本当に安定の可愛さなわけで。ダンスはすごいですけどね。
■オールド・デュトロノミー
相変わらずスキンブルが驚愕ものの可愛い声だなあ。たまらん。
で。ここでもやはり、マンカストラップとタガーがさほど仲良しには見えません。あれはやっぱりあの組み合わせのみなのですね。デュト様を出迎えるときのタガーの位置は結構近かった気がするんですが。
にしても、スキンブルかわいい。
■ジェリクル舞踏会
感想メモに「すごいなー」しか書いてない自分がどうかと思うんですが、まあここはそれで十分な気もするから良いか。
いや、いつも猫かわいい猫可愛いと騒いでいますが、あのダンス、つくづくすごいですよね、みなさん本当に素晴らしいです。
■メモリー
向かって行くように見せておいて目もくれずに去って行くマンカストラップの態度もきついですが、目の前まで行っておいてスッと顔をそらすボンバルリーナも相当きついですよね、これ。やっぱりあれですか、女性同士の方が手厳しいんでしょうか。
グリザベラ、あんた本当に何をやらかしたんだ。
■幸せの姿
ああ良い声。
グリザベラの過去が気になって仕方がない今日この頃ですが、ここで最初は舞台に背を向けていた彼女が途中で振り返るのはきっと何か意味があるんだろうなあと思っております。唯一縋り付きに行こうとしない相手であるデュト様の歌ですしね。
■劇場猫ガス〜グロウルタイガーの最期
あ、ガスって出てきたときデュト様に礼してたんだ。ほほう。
グロウルタイガー様はジャンプがお好きなのでしょうか。最初の登場のときもその後も何度か示威行為的な感じで跳んでましたよね。格好良いです。
そして部下連中はもちろん、シャム猫軍団のリアクション芸、楽しいわー。ここ笑かすシーンなの？（笑） やっぱり『グロウルタイガーの最期』って結構楽しい舞台なのでしょうか。
ところでグリドルボーンが逃げるときにギルバート隊長に手を振っていきますが、ここでリアクションを返す人とあまり反応しない人がいるのも面白いですね。投げキッスされて返す人も見たことがありますよ。新庄ギルは軽くうなずく程度でありました。
■スキンブルシャンクス
毎度毎度語彙力が貧困すぎて申し訳ありませんがかーわーいーいー！！！
ほんとスキンブル可愛いわーたまらんわーうちにも一匹欲しいけどこの子列車命で相手してもらえそうにないからなあ！
マンカスヤクザを敬礼で止めるとき、足も何だかモデルっぽいポーズを決めているのが可愛い。
「ゴミも落ちてないよ」と言いながら足元のゴミを思いっきり蹴り飛ばすのも可愛い。多分あれ、ゴミ箱にホールインワンしてますね。とにかく全てが可愛い。
タガーベッドは反対向きになってシラバブちゃんに尻尾を引っ張られ、ひっくり返っていました。お前なあ。しかしシラバブはそんなタガーの頭のもふもふが気に入ったらしくなでなで…可愛い…期せずして報復を果たしている気がします、天然おそるべし。（笑）
■マキャヴィティ
やたら吠えてませんかマキャ！ 怖い！ 怖いですよ！
何だか全体的にものすごい迫力のマキャでありました。お前猫じゃねえだろう。
お姉様方の色っぽい歌とダンスとのギャップが恐ろしいです。本気で怪獣みたいな吠え声ですがな。本当にお前猫じゃないだろなんか別のものだろ！
■ミスター・ミストフェリーズ
タガーの「ミストフェリーズに頼もう」という声がえらく可愛らしく聞こえたのは私だけであろうか。このタガーやっぱりかなり若いんじゃないでしょうか。
マジックショーに驚いている（怯えているように見えなくもない）シラバブを、マンカスがあやすように肩を抱いてあげたりしているのがとても素敵です。お兄ちゃん優しい。
デュト様を取り戻した後、布を抱えて俯いていたミストは、そっとそれを取り上げて振り向くよう促すマンカスの手に縋るように握っておりまして、ああほんとお兄ちゃんは優しくてみんなに慕われているのねと！
その割に後でハグしようとしたのスルーしてデュト様に抱きついちゃうけどな！
…そしてスルーされてこけるマンカストラップの尻尾にシラバブがじゃれているのがまたとても可愛いです。シラバブちゃん、ほんと無邪気で愛らしくてたまりませんね！
■メモリー〜天上への旅〜猫のご挨拶
ここから先はただ聞き惚れていれば良いから冷静です。
ああ、良い曲だなあ…。
グリザベラは一度倒れた後、手で這って去っていこうとしている…のでしょうか？ 地面に落ちた何かを拾い集めようとしているような動きが普通だと思っていましたが、いろいろあるのですね。
そしてデュト様も安定の超良い声。これを聴くたびに毎度「また観たい」と思わせられるのだから恐ろしい。完全に刷り込まれてるわーレミゼとかもそうだけど。一番リピートしてるしもう無理だなこれは、全く後悔はありませんがね！
最高でした！
■カーテンコール
スキンブルと！ 握手！！ かわいい！！！！（語彙が貧しすぎる）
いや良いんだ、だって可愛いもの。スキンブルは最高に可愛いですねー！！
あと前の方で握手をしていたタンブルブルータスが、戻って行くときにお客さんたちが伸ばした手を端からざーっと撫でるように触って行ったのが面白かったです。
じさまが「きこえんぞー？」をやった上にあの尻尾を振り回して拍手を煽ろうとしたところでミストにツッコまれ、ぐいぐい押されてはけて行ったのに笑いが。
グリザベラのご挨拶、マンカストラップが手を取って促していたのが素敵でした。おう、リーダーが紳士だ格好いいぞ。
ラストタガー締め。背中を向けてお尻を激しく振って拍手を煽り、さらには尻尾の先のポンポンが吹っ飛んで行かないかと心配になるほどの勢いで振り回して煽りまくり、その上ジャンプで一本締め。いやー、楽しいですね！ 意外と可愛いタガーも良いなと新たな魅力に目覚めつつ。
ほんと、何度観ても楽しくて素晴らしい演目だなあ！ ああ、グッズ何かひとつくらい買おうかな…と、その方面には興味がないくせに思い始めました。
次回も楽しみにしております！
お読みいただきありがとうございました。
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