BURN the FLOOR −LAST DANCE WITH YOU−　２００６年５月１３日（日）夜公演１８：００〜
フェスティバルホール　２階Ｂ席


　LAST DANCE WITH YOUというのを聞いてたまも姉が「それはつまり♪最後の〜ダンスは〜俺のもの〜ということか」などと申しておりました。あのな、お姉さん…。

　従妹と一緒に行きました。従妹がチケット買ったのですが、もともと行く予定の叔母（従妹にとっては母）が行けなくなったのでお声がかかったのです。
　私はダンスに関する知識も経験も皆無ですが、従妹は長い間バレエを習っているので、より楽しめたろうと思います。
　入場したときにいろんなチラシなんかと一緒に白い小さなハンカチが配布されていまして、そこに「You were a menber of BTF last tour.」と書いてあります。なんでも、最後のナンバーのダンスは客席も参加するらしく、ハンカチはそのとき使うとか。ほほう、なにをするんだろうか。

　感想は一言。
「わー、すごいなー」
　で終わってしまいます。こういう舞台を見たときはいつもそうですけども。
　後ろのほうの席だったのですが、すごさはよく分かりました。
　けっこう何度も客席にも降りてきてくれたり、二階席にも来てくれたので驚きました。かっこいいにーちゃんねーちゃんばっかりでした。
　メインで踊っていた方々は、なんでも競技ダンスのひとたちなのだそうで、ああなるほどと納得した次第です。
　ダンスは『Swing！』みたいなのもあれば、正統派のワルツみたいなのもあり、多彩。飽きることなく、面白かったです。

　衣装がどれも派手でした。ナンバーによってはものすごい露出度で目のやり場に困るほど。しかし、みなさんスタイルが素晴らしいので目の保養になりました。
　そう言ったら、従妹に「あんな、ダンスのひとたちやから」と諭されました。そうね、ダンスを生業にしているひとがスタイル悪いってことはないね…。
　従妹は、ワルツなど正統派のダンスで目立っていたペアが一番しっかりと芯の入ったダンスをしていたとかで気に入ったそうです。確かに、ほかのひとたちより年長のようで、落ち着いたしっとりした雰囲気の踊りだったかなと思いました。

　さて、最後のダンスですが、俺のもの〜、ではなくてですね。二幕の最初に振り付けの説明＆練習がありました。
　教えてくれたのは芸術監督・振付のおっちゃん。ジェイソン・ギルキソンと仰る方です。これがまた愉快なひとで、観客爆笑しっぱなしでした。客席もとてもノリが良く、笑いながらしっかり踊っておりました。
　せっかくなので私もちょこちょこと踊ってまいりました。もちろん、狭い客席でやるんですから、腕を振る程度なんですけど、こういうのは乗っちゃったもん勝ちだろうと。

　最後まで賑やかに盛り上がって終幕。面白かったです。基本的にはストーリー性の強いものが好きですが、たまにはこういうのも、純粋に「うわー」と言って楽しめるので、良いですね。


　以上、はなはだ簡単ですがお読みいただき有り難うございました。


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